食育シンポジウム〜伝統的な料理と食文化の継承〜
8月4日京都リサーチパーク バズホールにて、食育シンポジウムが開催されました。大阪ガス様の食育の一環としてだしの講座を担当されている方との『だしソムリエ講座』のご縁でお誘い頂き初めての参加でした。
著書も数多く出版されている奥村彪生先生なら基調講演『伝統食は時代によって変わるもの』〜日常食は雑でええで、早うて安うて旨うてな〜
昭和12年生まれの先生は、ユーモア交えながら、1.2 地球上における日本列島の位置から見た食文化圏、3.産物は気候風土に支配され、郷土料理は産物に支配される 4 京都の年中行事と決まりもん 5都市部の伝統食は何故消えたか 3台栄養バランスの変化
6.伝統的食文化をどう継承していくか
パネリストの 前川 修氏 日本料理 /すし とり松 会長による
ばら寿司を作って食育活動のお話
フリーアナウンサーの平松 あゆみさんによる、日本の京都の市場とフランス🇫🇷のマルシェの話
最後はパネルディスカッション
まとめとして
奥村彪生先生は、伝統料理は、その時々の時代で、変化していくもの
郷土料理は外に出す物ではなく地元へ来てもらう
美味しい地元の物(食材)は旅をしてはいけない!
美味しい物(食材)を求めて、人が旅をする!
毎日の家のご飯を作り、自分流の味を確立できるかが、これからの人達への”食のバトン”を繋ぐことになる。
料理屋の味では無く、自分の家の味!
それと、男がどれだけ料理に参加できるかで世の中が変わる、難しい料理を求めているのでは無く、
ご飯炊いて、出汁とって汁物と香の物
自分の住んでる近くで取れた新鮮な魚、新鮮な野菜を食べる
日本料理の”生”という食文化、これそのものが和食の文化であり、それには、最初の地球上の日本の位置が関係する。
まずは、家で料理する、何回も何回も作り慣れる
そして、それを一緒に食べる。
動物の中で食を共にするのは霊長類
お互いを確認しあって、食事をする事で敵を作らない
助け合う 分け与え合って
協力し合う。
人間とって、向かい合ってお互い確認しあい "食事をする”この事の全てが素晴らしい事なのです。
前川さんは、男性が本当に食事を作る様になると、変わっていくと思うと料理人だから、職業だからでは無く男性は、真剣に向き合ったら、結構器用だと思うと
平松さんは、フランスの男性はとにかく、作ってくれた奥様を褒め称えるのが上手い❣️
日本の旦那様 恥ずかしがらずに
『美味しいネ』の一言 必ず、『ご馳走さま〜〜』の前に付け加えて下さいませ(^^)