令和4年おせち料理を初めて作る方向けのオンライン講座開催しました。

おせち料理を初めて作る方向けのオンライン講座
おせち料理を初めて作る方向けのオンライン講座を開催しました。
Let’s和ごはんプロジェクトの活動として、日本の食文化の継承を色々な角度からお伝えできればと考えて開催しました
おせち料理は、お正月に食べる伝統的な日本料理の一種です。
おせち料理は、様々な種類の食材をそれぞれの意味にあった調理を施した重箱に詰め合わせられます。
魚、野菜、エビやなどの日本の伝統的な素材が新年の寿ぎに花を添えます。
家族の繁栄、健康、幸福をもたらすという意味が込められているおせち料理は、
食材ごとに異なる恵みを表します。家族団欒の中、ゆく年に感謝をこめ来る年に幸せを願うことができます。

料理の種類は地域や家庭によって異なりますが、
それぞれの食材には特別な意味が込められており、
栗は豊かさと進歩、紅白の大根はそれぞれ神の守りと幸運を象徴しています。


食材ひとつひとつに願いが込められ、
今回の手作りは

田作り(ごまめ)片口イワシなどの小魚を干して、醤油などで味付けした料理です。正月ちかくになると【ごまめ】が売られます。
昔は、田んぼの肥料としてイワシを小さく刻んだものを灰に混ぜて使っていた事から、農作物の豊作を願う意味で胡麻を米に見立てて作ります。


黒豆 まめに学び、働き、1年元気に過ごせるようにという意味が込められ
地域によっては、わざとしわを寄せていくつになっても元気で働けますようにを願いをこめて炊くところもあります。

紅白なます めでたい配色【紅白】でお祝いの水引にも見えることから、縁起の良い食べ物とされています。
大根と人参はどちらも大地に根を張る野菜なので、家族の土台をしっかりと支えるという意味もあります。

栗きんとん きんとんは「金団」とも書き、お金や財宝、金の小判などを連想させる食べ物です。
商売繁盛や金運を呼び寄せるという意味 くりが財宝の山に見立てられることから上に載せています。


色々な言い伝えがあり
今年の一年の豊作に感謝して、又新たに迎える年も同じように、身体が元気で動けて楽しい毎日の生活が変わりなく過ごせますようにと願いを込めていただきます。
和食の料理人は、一年の総仕上げの重箱詰め、職人同士の腕と技が競われます。
こうやって、永遠に続くおせち料理をこれからも、未来永劫続いていくことを願います。