宝塚給食施設研究会・宝塚栄養士会合同 新年研修会にて講演しました

宝塚給食施設研究会・宝塚栄養士会・合同 新年研修会宝塚ホテル1階指月の間令和4年度 宝塚給食施設研究会・宝塚栄養士会・合同 新年研修会が
宝塚ホテル1階(指月の間)で開催されました。


宝塚給食施設研究会の会長のご挨拶に始まり、

宝塚健康福祉事務所の所長の祝辞を賜り

講演と続き


私は『食の安心安全 家庭でできる添加物上手に減らす方法』の講演を担当致しました。

最初の自己紹介で



農林水産省の「Let’s!和ごはんプロジェクト」の概要をご説明いたしました。

”食の嗜好は幼児期の食体験に影響されるため、和食文化の保護・継承のためには、

味覚が形成される子どものうちに和食の味や食べ方を経験することが重要であることに鑑み、

食品製造業者、流通業者、中食・外食業者及びレシピサイト運営業者等和食に関わる関係者と

行政が一体となって、子どもたちや、和食について

「手間がかかり面倒」とのイメージを有する忙しい子育て世代に、

身近・手軽に健康的な和ごはんを食べる機会を増やしてもらうための取組を進めることにより、

将来に向けた和食文化の保護・継承につなげていくことを目的としています。”



食品添加物・遺伝子組み換え食品がどれくらい私達の生活に入り込んでいるのか

そのおかげもあって今の食生活や価格があることの事実

あらゆる角度からお伝えし

又、リアルなテイスティングもコロナ禍で全くできない状態から

緩和された為にできたことで、添加物の作用により

どれくらいの糖分の量を摂取してしまうのかの内容を

自分で視覚や味覚で感じて頂きました。


食品添加物については

国・メーカー・消費者の立場としての食に対する取り組みを分かりやすくお伝えして

双方向からの考え方を 両方の目線からお伝えしました。

消費者が食品を買うのに的確な判断をする為の知識は必ず必要で有るということをお伝えし

食品表示の資料と実際のラベルをみて皆さんと理解を深め

管理栄養士の方々は日ごろから確認されているのはもちろんのことですが

そこには書かれていないことについても資料にしてお渡ししました。




講演後
いくつかの質問をいただきました。

有機栽培の食材について
地元の農家さんとの連携で
学校給食は可能なのかの質問には

先日開催された
オーガニック給食を支える有機農業技術大会


オーガニック給食を支える有機農業技術大会

発表された 千葉県いすみ市の事などお伝えし
私達と地元の農家さんだけでは
食材も管理もお金も回らないので
これは、官民共同プロジェクトでやって行く必要が有り
有機農家さんを増やす必要があり
そして
その方々をみんなの力で支えていくことができて、

全てが循環し日本の農業や食糧自給率を底上げすることになる
その為には
有機農家さんを増やすことを目的に協力すると

緑の食糧システム戦略の目標にも少しでも近づくことになる


お隣の韓国は、すでに、学校給食は、有機栽培の食材を実施している

講演後に、皆さまと意見交換ができた事を大変嬉しく思います。

このコロナ禍で、

保健所や学校、幼稚園、保育園、病院、福祉施設で

ご苦労された皆さまに感謝するとともに

少しでも栄養士の皆様の職場環境が善処される事を思いました。

又、講演の最後には宝塚栄養士会の会長のご挨拶でお開きとなりました。

宝塚講演会 登壇花束アレンジ


この度の講演に際しまして

温かいお心遣いありがとうございました。