寒〜い日には粕汁 温まろ〜 関西の郷土料理

粕汁は関西の郷土料理
粕汁はどこの地方でも食べられている冬の定番だと以前は思っていました
しかし、関西の冬の定番である事を知って驚いたのと得した気分になりました。


私の住んでいるところは
日本酒の酒蔵が建ち並ぶ西宮郷
隣は魚崎郷と御影郷と
新酒の蔵開きが続々と開催されています。

西宮郷の蔵開きの案内は、市政ニュースで届きます。
西宮蔵開き


” 古くから酒造業で栄えた西宮で、
酒蔵が自社の日本酒をPRすることを目的に無料で敷地を開放し、
しぼりたて新酒の有料試飲などを行います。
蔵開き限定酒などを味わいながら、
西宮の日本酒文化”に親しんでいただける 内容になっております。
今年度は

寳娘 2月3日(土)(大澤本家酒造)
白鹿 2月10日(土)(辰馬本家酒造)
德若 2月17日(土)(万代大澤醸造)
日本盛 2月23日(金・祝)
白鷹  3月3日 (日)
大関3月9日(土)  

の6蔵で開催されます。
西宮の日本酒”に少しでも興味をお持ちの方は是非ご来場ください。


という内容
西宮郷 粕汁

小さい頃から酒粕は冬になると家には必ずあって、酒粕を使った汁物である粕汁は、大根、こんにゃく、薄揚げ、人参と、メイン具材には、塩鮭のアラが入っていました。
私の粕汁は母親から教わったもので、母になぜ切り身の鮭ではダメなの?
アラの方が安いから?と尋ねると、アラを入れた方が美味しくなるの!
と言ってました。
自分で作るようになって、本当に鮭のアラの方が美味しいと思いました。
個人的にも塩鮭のアラが好物です。

寒くて手がかじかむ寒い冬の時季には、
美味しいものが目白押しで、
蟹・寒鰤、寒仕込み味噌に漬物、
そして搾りたて新酒の酒粕です。


寒の入りには毎日楽しめるように、 
大鍋にどっさりと粕汁を作り、
具材がなくなれば足して、
酒粕の量が多ければ水で薄めても具材が入ると丁度良くなる 粕汁とはいっても具沢山で汁は少なめです。
なんとも、大雑把な作り方ですが、これが美味しい

大阪は、室町時代から河内長野の僧坊酒・天野酒に始まり、戦国時代には富田酒、堺酒、平野酒、 
江戸時代には、池田酒、伊丹酒など天下の酒どころ、灘五郷も室町時代にはすでに酒造りが始まっていたとのこと
 酒があるところに酒粕があり、いつの時代からか食べられていたのですね
お酒の詳しいことは 灘五郷酒造組合に詳しく書かれています





和食を未来へツナグ活動は今年も続けていきます。皆さんのお知恵を拝借していきたいと思います。
この指とーまれ( *´艸`) どうぞよろしくお願いいたします。