和食の日 時を超える食体験 今に生かす江戸時代の知恵


時を超える食体験 和食の日報告


時を超える食体験 令和7年(2025)11月24日 和食の日    
【食文化と現代の病】 今に生かす江戸時代の知恵



この度は無事に
「時を超える食体験」 を執り行うことが叶いました。

福岡、愛知、滋賀をはじめ、
遠くからこの日のために足を運んでくださった皆さま。
大阪 兵庫 奈良 京阪神間の皆さま
そして、狭い坂道の多いこの地まで安全にお連れくださったドライバーの方々。
さらに、この歴史ある御屋敷を惜しみなく開放してくださった
冨宅家を大切に管理されているご両人

皆さまのお力添えがあってこそ、このひとときが生まれました。
心より深く御礼申し上げます。

11月24日は和食の日 

そして 私たちの 一般社団法人日本家庭料理協会の3周年の記念の日
この特別な日にこの様な素晴らしい機会を皆様と共にできたこと

そして、

和食を次の世代へ伝えようという気持ちを確認しあったことを

とても嬉しく感謝の気持ちでいっぱいです




当日はよく晴れ、
築二百年の御屋敷へ続く道は、まるで江戸の町へ誘(いざな)う小径のよう。

この道をその時代に上り下りしたのだと思いをはせると

昔の方は本当に足腰が強かったのだと感じました。

陽が射す縁側はぽかぽかと春のようで、

奥の間へ進むと、ひんやりとした静けさが満ち、

その温度差すら、昔の暮らしの息遣いのようでした


と食文化と現代の病



食事の前に

『食文化と現代の病』今に生かす江戸時代の知恵


江戸 vs 現代の食比較
主食

たんぱく質源 

うま味の違い

甘味

油の量

発酵食品量の差

食物繊維・ミネラル量の差

平均寿命の誤解(乳幼児死亡の影響)

江戸 vs 現代の死因比較
戦後の“三大暴走”(小麦・油・砂糖)
GHQ政策

揚げ物文化の急普及

砂糖消費量の爆増

時を超える食体験 今に生かす江戸時代の知恵

30分の短いお話にまとめた為
今後 テーマ分けし少しずつ
公式LINEで追加の資料など添えて 説明していきたいと考えております。



とハレノヒ御膳




皆さまに召し上がっていただいたのは、

季節の恵みと和食の息吹を詰め込んだ 九つのお料理。

まずは、白い布に包まれた結びをほどくと
紅白の水引と祝箸 その結びをほどくと

9つの仕切りに 上段中央から

有頭海老の蒸し煮・茄子の揚げびたし・護摩豆腐。
海老の旨味、茄子の柔らかさ、そして護摩どうふの香りが、
ゆるやかに食卓の幕を開きました。


続いて 右へ

だし巻き卵と、ほうれん草のお浸し。
やわらかく巻いた玉子の一番だしの味と、青菜の煮びたしの触感が絶妙でした(アンケート抜粋)

昆布干瓢巻き・赤蒟蒻・坊ちゃんかぼちゃの煮物は、
江戸の匂いを残す素朴で温かな一皿。
素材そのものの色彩 濃い緑と昆布の色と赤が、器の中で静かによりそいます。

菊花かぶら いくら添えは、
中央にでんと構え 祝か服の文字の器に盛り付けられ
その蓋を開けると
目にも華やかな秋の祝(はれ)を思わせ、
皆さまの歓声とともに花が咲いたようでした。

海老芋・大分の乾椎茸・金時人参の煮物は、
滋味深く、ひと口に秋の大地を感じさせる一品。

そして、
近江牛肉のしぐれ煮に きぬさやの緑。
上品な甘辛と生姜の香りと牛蒡が、ゆるやかに口の中へ広がりました。

焼き物には、
鮭の麹漬け焼き・さわらの西京焼き
そのはざまに蓮根煮を触感の違いを楽しむために盛り付けました。
麹と味噌が織り成味わいが、
素朴でしかも発酵調味料を素材の臭みを消し、食材をうまく融合させる
江戸の食卓そのもののようでした。

甘味には、
砂糖を全く使わず素材の味を楽しんでもらう為の
紫花豆とうずら豆の煮びたし と さつま芋羊羹の栗添え。
口に含んだ瞬間に、ほっと心がほどける自然な秋の食材から得られる本来の甘味。

そして季節の果物として
富有柿と岡山マスカット。
柿の甘みとマスカットの瑞々しさが、最後にやさしい余韻を残してくれました。



さらに皆さまから絶賛いただいたのが、

松茸の澄まし汁(結び三つ葉・柚子の香)。

天然真昆布と本枯節の出汁に、松茸の香りがふわりと立ち、三つ葉の青さと柚子の清香が、

まるで秋の山の息吹そのもののように寄り添いました。

締めくくりには、
宮崎・三股町の 有機煎茶 をお淹れし、
火鉢で温めた部屋に、ほっとする香りが広がりました。



時を超える食体験 和食の日 楽しもう日本の味




川のせせらぎ、鳥の声、昼頃には奥座敷近くまでそっと揺れる光、

火鉢の上で湯の音が立つ静けさ――

すべてがこの日を包み込み、

まるで時がゆるやかに巻き戻ったかのような、

そんな不思議な時間でした。



時を超える食体験 楽し味プロジェクト

本 冨宅 お屋敷と文化遺産のお話

食事のあと このお屋敷を大切に管理されているお二方より

この屋敷との不思議なご縁についてのお話と

この場所からでてきた大切な資料の説明と

広い屋敷の入り口近くの部屋に置かれている江戸時代のお嫁入に使われた籠

当時のお屋敷の設計図や提灯の入れ物

柏原市の資料館に保管されている貴重な品など

興味深いお話を短い間にお話していただきました。

ご興味のある方は是非 【響きの社】で検索されてお問合せいただけたらと思います。



時を超える食体験 楽しもう日本の味 和食月間



皆さまと共に、この“時を超えるひととき”を味わえたこと。
そのすべてが、私たちにとって忘れがたい宝物です。

ご参加くださった皆さま、
支えてくださった方々、
そしてこの場を提供してくださった
冨宅家を大切に管理されてるお二方に

本当にありがとうございました。