かぼす本家

第54回 JAPONIX 2026 FOOD FAIRで出会った大分の香りを全国へ届ける「かぼす本家」

今回のJAPONIX 2026 FOOD FAIRで、以前知った企業に再び出会うことができました。

それが、大分県別府市にある有限会社かぼす本家です。

私は以前、この会社のかぼす100%果汁を購入し、料理教室でも活用してきました。

特に夏になると、

・手作りぽん酢

・和風ドレッシング

・カルパッチョ

・冷しゃぶ

・焼き魚

など、さまざまな料理に使うことができ、
受講生の皆さんにも大変好評でした。

今回は試食として、「ゆず甘納糖」をいただきました。

ゆずの爽やかな香りと、やさしい甘さが印象的で、お茶請けとしても楽しめる一品でした。

日本は世界でも珍しい「柑橘王国」
日本には100種類を超える柑橘類があると言われています。

古くから地域の気候や風土を生かし、それぞれの土地で特色ある柑橘が育てられてきました。

代表的な産地は、

愛媛県(温州みかん)

和歌山県(みかん・じゃばら)

高知県(ゆず)

徳島県(すだち)

大分県(かぼす)

宮崎県(へべす)

鹿児島県(たんかん)

など、日本全国に広がっています。

このように、日本の柑橘文化は地域の食文化と深く結びつき、
それぞれの郷土料理や調味料として受け継がれてきました。

ゆずとかぼすの違い
どちらも香酸柑橘ですが、それぞれに特徴があります。

ゆず

香りが非常に豊かで、

果汁だけではなく、



果汁



まで利用されます。

鍋料理やゆず味噌、ゆず胡椒、和菓子など、日本料理には欠かせない存在です。

かぼす

大分県を代表する特産品。

酸味はやわらかく、

焼き魚

刺身

鍋料理

唐揚げ

焼酎

などに搾ることで、素材の美味しさを引き立てます。

古くから「天然の調味料」として親しまれてきました。

世界でも注目される柑橘の力
近年では、柑橘類に含まれる機能性成分について多くの研究が進められています。

代表的なのは、

ビタミンC

クエン酸

ヘスペリジン

ナリンギン

ノビレチン

リモネン

などです。

これらは、

・抗酸化作用

・血管機能の維持

・疲労回復のサポート

・香りによるリラックス効果

などとの関連が研究されています。

特に香り成分のリモネンは、

柑橘を切った瞬間に広がる爽やかな香りの主成分として知られています。

なお、これらの成分については研究が進んでいますが、

食品としての効果には個人差があり、特定の疾病を予防・治療することを示すものではありません。


かぼす本家の取り組み

かぼす本家は、大分県別府市に本社を構え、

自社農園で育てた「別府湯けむりかぼす」を使用し、

果汁やぽん酢、柚子こしょう、ドレッシングなどの加工品を製造・販売しています。

「大分の味と香りを全国へ」を理念に掲げ、自社栽培から加工・販売まで一貫して行い、安心・安全な商品づくりに

取り組んでいます。

また、小ロットでのプライベートブランド(PB)商品の企画・製造にも対応しているのも特徴です。

私が感じたこと
料理教室では、

「調味料ひとつで料理は変わる」

といつもお伝えしています。

今回改めて感じたのは、

本物の柑橘は、最高の調味料である。

ということでした。

素材を引き立て、

塩分を控えめにしても美味しく食べられる。

それが、ゆずやかぼすの大きな魅力です。

これからも、こうした日本各地の素晴らしい食材を、
料理教室や講座を通して受講生の皆さんへお伝えしていきたいと思います。