昆布大使になって貴重な体験させていただきました。

中国輸入昆布の検品会に参加させて頂きました。
神戸中央区港島にて、第2船の検品という事で 総量は約340t
年間約1300t位とのことでした。
この昆布の種は、日本の真昆布を中国の渤海で促成栽培【養殖】したものです。
日本も養殖は、日高昆布以外はあります。
これらの昆布は日本人が養殖の方法を教えたとのこと
日本のように『だし』を取るためではなく、アルギン酸を取るためで
加工する段階での扱い方が違うとのこと
中国の加工というと、地面に置いてとかだが、ここの昆布たちは
石や台の上に置いて天日で乾燥させて届いたもの。
海の中での変色があったり色むらが出やすく丸一日では、乾燥が無理なので乾燥室を使用しているとのこと。
輸入昆布があることは知っていたが、まさか自分の目で確認できるなんて
ずらーっと並んだ昆布、さすがにすごい量
きちんとランク分けされていて、ランクの差がとても分かりやすかった
ランクが下なのに、見た目がとても綺麗な品もあった。
中国との昆布貿易が45周年になると聞いて、ここまでの商品になって届くには、色々な歴史があるのだろうな~と、想像していた。
輸入されるかどうかは、厳しい審査の上でとの事。
私たちは、加工食品メーカーさんのご厚意で、
私達のために為に、前日に、とろろ昆布に加工した品物と佃煮を試食させて頂いた。
日本産と中国産の食べ比べ、とろろ昆布の方は 中国のほうが味が薄いのと、塩分が多かった。
佃煮になると全く分からない。
さて、この子達は、どこへ旅立つのだろう??
どちらにしても、一番いい品物を、お土産に頂いたので、日本産との違いをレポートしたいと思う。
貴重な体験をさせていただきありがとうございました。