山椒の実を一年中使えるようにする為の手仕事

山椒の葉が、筍の上に添えられていたり、この時期ならではの、日本料理のあしらえを感じることができます。
毎年、この時期は山椒の実を購入して、1年分の消費量を用意します。
サンショウはミカン科の落葉低木。縄文時代の遺跡の中から山椒の入った土器が出土されていることから、日本最古の香辛料といえる。
私達はこの日本最古の香辛料を長い年月をかけ、葉、花、実、幹、樹に至るまで、
全てを利用する技を身につけてきました。
新芽や木の芽は 焼き物・煮魚等に添え、又味噌と混ぜて木の芽味噌に、
花は甘辛く醤油で煮て酒の肴やご飯のおかずに、
未熟な青い実山椒は佃煮にしてこれもご飯のおともや 他の食材と合えて調味料としても使えます。
熟した実の外皮はすりつぶし粉山椒を作ります。にする。
そして、すごいなーと思ったのは 山椒の木はとても硬いので、この頃あまり見なくなりましたが
すりこぎ・杖として利用される。
本当に、先人の知恵が詰まった 山椒の使い方 ありがとうございます。
ミカン科の落葉低木で、実は舌にそのままだとかなりの辛みを感じます。
葉は食用として、実は食用とスパイスのほか、種子を取り除いた果皮は漢方薬に使われています
精油成分:d1-リモネン、dipentene、citronellalなど。
辛味成分:サンショール(hydroxy-α-sanhsool、α-γ(ガンマ)-sanshool)等
キサントキシリン、キサントキシン、タンニンなど。